繰り返される虐待
「奈良5歳児餓死…2か月朝食だけ、体重1歳児以下
保護された時の体重は6・2キロ、1歳児以下しかなく、身長も2歳児並みだった。」との報道があった。
児童虐待の多さに愕然とする。
なぜ、虐待や育児放棄は繰り返されるのか?
なぜ、生活実態を県や市は把握できなかったのか?
なぜ、周囲は異変に気付くことができなかったのか?
両親の性格的な問題に原因を求めるだけでは理解できない。
自治体の個別組織の問題に原因を求めるだけでも理解出来ない。
周囲の通報に原因を求めだけでも理解できない。
両親が孤立していなければ防げれたのかもしれない。
児童が保育園、学校に通っていれば防げたのかもしれない。
地域の住民が通報していれば防げたのしれない。
しかし、これらの条件を満たしていた事件でも児童虐待死を防げなかった事も多い。
虐待の原因を簡単に結論づけ、対処療法的対策をこうじるだけでは解決出来ないと感じる。
原因や解決の方向が見えず、社会の奥深い部分での土台が壊れかけているような恐怖を感じる。
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