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2010年3月28日 (日)

冤罪

Cagw63xzcaw  「足利事件」の最審裁判で無罪判決が言い渡され、菅谷さんが冤罪であったことが明確になった。

 逮捕されてから17年半、取り返す事の出来ない年月だ。

 こうした冤罪事件は、菅谷さんだけに起きた特別な事では無いようである。正確な件数を把握することは困難だが、浜田氏よれば微罪も含めると「おそらく1年に数百件をくだるまい」(「自白の心理学」より)としている。

 過去にも多くの冤罪があり、確定した事例だけでも20数例、死刑が確定した後の再審で無罪をとなった事例が四例もある。

 なぜ、こんなに誤判が起きているのか?

 菅家さんが有罪とされたのは、いったん自白したこと、犯人のものとされるDNA型と菅家さんの型が「一致」したことが根拠だった。

 過去の20数件の冤罪事件も自白が無かったのは数件にとどまる。

 冤罪の原因は警察、検察、裁判所の自白偏重と証拠の不十分な吟味に尽きる。 

 冤罪を無くすために、取り調べを録音・録画する可視化を法制化することが一刻も早く必要だ。取り調べに弁護人が同席することも検討すべきだ。

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コメント

こんにちは。
あってはならない事ですね。
冤罪は業務上過失致死。
免罪で死刑執行は犯罪だ。
死刑執行という取り返しのつかない制度には私は反対。
死で報いるなんて自殺と変わらない。
暴力を暴力で報いる事はない法治国家。
殺人は殺人で報いる法律には矛盾を感じる。

今に比べると、昔はDNA鑑定など未熟なのはわかりますが、それでも、きちんと捜査をすれば、冤罪なんて起きないと思います。
刑事者のドラマでは、少しでもおかしな点があれば徹底的に捜査しますが、現実は犯人と決め付けられたら、それが冤罪でも覆す事は難しいといいますよね。
菅谷さんの無実が証明されて良かったですね。

誰でもが冤罪を背負わされることになりかねない時代ですよね。

冤罪をうむ背景には、自白偏重の取調べがあると思います。
確か法律では,自白や状況証拠ではなく、ゆるぎない証拠を基にしなければならないことになっているはず。
それなのに、自白に頼る起訴が横行しているように思えます。
取調べを、密室で行うことは即刻やめさせなければならないと思います。

「弁護人の立会いの下での取り調べ」は容疑者の人権を守り、冤罪をなくす大切な方法だと思います。

spadeトマトさんへ
>死刑...制度には私は反対。
 私も死刑制度には反対です。数多くの冤罪があることを考えると刑罰としてあるべきでは無いと思います。
 しかし、現実の世論は、厳罰化、死刑を求める声が多くなっています。残虐な殺人の多い中で、その気持ちはわかりますが、危険な方向だと思います。

spade若菜さんへ
>...捜査をすれば、冤罪なんて起きない...
 私も同感です。
 いい加減な捜査と証拠調べ、思い込みによる自白の強要
等が冤罪を多くしています。
 警察、検察は、この現実をきちんと受け止め、深く反省してほしいですね。 

spadeちひろさんへ
>取調べを、密室で行うことは即刻やめさせ...
 同感です。
 可視化、弁護人立ち会い等警察、検察の取り調べをオープンにすることが不可欠ですね。

誰もが菅谷さんや免田さんになりうる可能性があるということを考えると、取り調べの可視化は是非とも
必要と思います。殺人事件の時効の問題なども含めて、司法なんて遠い存在と、すまされませんね。

spade 紫苑さんへ
>...司法なんて遠い存在と、すまされませんね。
 私もそう思います。
 微罪の冤罪は、ほとんどが泣き寝入りだとの指摘もあります。いつでもその立場なる可能性があります。無関心であってはいけないですね。

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